スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。
あるときには、その既成の順序を、トランプのカードをきりなおすように、自分なりにやりなおしたほうが新機軸の発想につながる場合がある。

つまり、自分なりの新順序をつくりなおしてみるのである。

その方法のひとつとして、"特定要素の抽出・拡大法"がある。

たとえぽ、人はなぜモノを食べるのか。

常識的にいえば、空腹を満たしながら美味を味わおうとするから、という答えが返ってくる。

だから、日常的な食事には、栄養のバランスと味のよさがなによりの条件なのである。

しかしこれを、栄養の補給か、美味か、どちらかいっぽうに限定して考えれば献立の発想はきわめてラクになる。

宇宙船飛行士のように特殊状況にいる者なら、一日に錠剤ひとつ食べれぽ十分なエネルギー補給になる食品もできるし、反対に、いまは食欲が旺盛だが数ヵ月後には死ぬことがわかっている末期のガン患者の食事なら、栄養のバランスなどはどうでもいいから、ただただおいしいものだけを食べさせればいい。

植野瞬

植野瞬
2015/06/30(火) 17:15 植野瞬 PERMALINK COM(0)
テフロン加工をした"濡れない傘"もそのひとつである。

傘は濡れるものという当たり前のことを、ひっくり返している。

これはフライパンなどの表面処理に使われている"テフロン加工"を傘の布地に採用したものである。

テフロソ加工をしたフライパンは、食品を炊めると水や油をはじき、こびりつきを防ぐ役目を果たしている。

これを傘の布に応用し、「傘を閉じたあと、ひと振りするだけで水が切れる」ヒット商品を生み出したわけだ。

カリフォルニア工科大学のプリッツ・ズィッキー教授が考案した、創造性開発のためのトレーニング法に、形態分析法がある。

これは、対象となるものを形態的に分析することによって、あらゆる可能なアイデアをつかもうというものだ。

植野瞬

植野瞬
2015/06/28(日) 17:12 植野瞬 PERMALINK COM(0)
スポンサードリンク


この広告は一定期間更新がない場合に表示されます。
コンテンツの更新が行われると非表示に戻ります。
また、プレミアムユーザーになると常に非表示になります。