たとえば、"カバン"というテーマに対して、"形""大きさ""材質"という三つの次元を取り上げると、"思考の立方体"ができる。
この立方体で考えることにした場合、48とおりのカバンが考えられる。
三つの次元は対象となる商品によって、内容や種類を"量""色"などと変えていけばいい。
これに、リスティング法であげたさまざまな要素を付属品としてつけ加え、多次元の形態分析を行なえぽ、より完壁なものになるだろう。
一般に「モノには順序」という考え方があり、なにをするにも順序どおり、セオリーどおりにするのがいちばんいい方法だという考え方がある。
しかし、順序どおりにやっていては新機軸は生まれない。
植野瞬植野瞬